ゆうゆう図書館 Library
Careoth People Stories vol33
- パンフレット・チラシ
明るい!きれい!ICT導入! 入居できるまで待つ
~「ゆうゆう御幸」は、なぜ人気なのか~
2023年9月に開設された「ゆうゆう御幸」。通いを中心とし、訪問サービス・お泊りサービスも受けられ、住み慣れた地域で生活を支えていく小規模多機能ホームと、重度になっても馴染んだ場所で最期まで過ごせるグループホームを併設する事業所です。「ゆうゆう御幸」のホーム長・谷夏美さんに施設内を案内してもらいながら、お話を伺いました。

施設を案内してくださったホーム長のTさん
「御幸が空くまで待つ」と言われる住まい
「ゆうゆう御幸」は、のどかな風景が広がる加茂川沿いにあります。1階のグループホームには、1ユニット9人の2ユニットが設けられ、現在18人が入居。2階の小規模多機能ホームでは、通い・泊り・訪問を組み合わせたサービスを行っており、現在29人が利用しています。「グループホームは大人気で、常に待機者がいる状態。家賃設定は高めですが『御幸が空くまで待つ』と入居を希望される方が多いです」と谷さん。自家用車を持っていないご家族もいるため、JR万能倉駅から徒歩7~8分という立地の良さも人気の理由です。

のどかな加茂川沿いに立つ「ゆうゆう御幸」
入口を入った所に、かわいい色紙が飾られていました。近くにある福山平成大学の看護学生が実習に来た時に描いたもので、手書きの文字とイラストに心温まります。学生が来ると利用者さんも大喜びで、施設内に活気が出るそうです。

看護学生が描いた色紙が、入口で出迎えてくれます
温かく柔らかい、細部まで考えられた空間
まずは、グループホームの共有スペースへ。自然光が差し込む明るい空間に、テーブルやイス、ソファ、テレビ、観葉植物が置かれています。広々としていて居心地が良さそう!床の色やカーテンなどのインテリアは、施設を建てる時に当時のホーム長が“温かく柔らかい感じに”と選んだもの。芳香剤を置き、室内の匂いにも気を配っています。清潔で暮らしやすい環境が整っていますね!

自然光が差し込む、グループホームの共有スペース
グループホームの居室はこんな感じ。ピアノを持ち込んだり、趣味のものを飾ったり、その人らしさがあふれる空間になっています。窓の外に広がる景色にも癒やされます。
- 窓の外に広がる景色にも癒やされます
- ピアノを持ち込んだ居室。その人らしさがあふれます
ゆうゆうで御幸だけ。全居室に見守りモニター
一番の注目ポイントがこちら!各居室に見守りモニターを設置しており、室内で動きがあれば、事務室に置かれた端末の画面の色が変わるようになっています。すぐにカメラの映像を見ることができるので、何が起こっているのかを確認し、迅速に対応できるのが魅力。「介護現場でのICT導入は進みつつありますが、各居室にモニターを設置しているのは、ゆうゆうでは御幸のみ。映像は過去に遡って確認できるので、ご家族からも安心できるとのお言葉をいただいています」と谷さん。昨年、重度の認知症の方が夜間に転倒した際も、直前の映像を確認することで、転倒の原因・経緯の究明につながりました。
- 各居室の天井に設置された見守りモニター
- 動きがあると、事務室の端末の画面の色が変わります
- すぐにカメラの映像を確認できます
職員みんなが、同じ方向を向いて
2つのユニットが同じフロアにあるのも「ゆうゆう御幸」の特徴。廊下を隔て、2つのユニットを配置した設計のため、お互いの状況を把握しやすく、スタッフ同士が助け合える環境になっています。
また、小規模多機能ホームでは、できる限り利用者やご家族の希望に添ったサービスを提供しています。中には、対応が困難なケースもありますが、職員とケアマネージャーが連携し、本人の状況や環境、自宅の場所などをヒアリング。必要だから相談してくれていると考え、受ける方向で調整をしていくそうです。
谷さんが仕事をする上で大切にしていることは?「利用者さんと触れ合うこと、そして職員が同じ方向を向くこと。毎朝、ゆうゆうのスタンダード『ゆうゆう5カ条』を唱和しています。職員みんながこれを念頭に置き、何かあった時に思い出してもらえば、より良い施設になると思います」。

毎朝唱和する「ゆうゆう5カ条」
地域に開けた施設を目指して
最後に、「ゆうゆう御幸」の今後の目標・展望をお聞きしました。「施設ができて3年。包括支援センター、民生委員、介護保険課の方を招いて運営推進会議を行ったり、町内会に入ったりしていますが、まだ深い関係性は構築できていません。一歩ずつ、地域の方との関係を強固にしていき、地域に開けた施設にしていきたいです」。

「地域に開けた施設にしていきたい」と話すスタッフのみなさん





